センター紹介
センター長から

子ども発達科学
研究センター
センター長
河合優年
 みなさまこんにちは。

 武庫川女子大学教育研究所・子ども発達科学研究センターは2009年に設立されました。国のプロジェクトとして2004年に開始された追跡研究を中心に、子どものこころの発達と教育について研究を進めてまいりました。このたび、教育研究所、学校教育センター、発達臨床心理学研究所が統合され教育総合研究所として新たにスタートすることになりました。

 各研究所、センターは総合研究所の部門として研究活動を展開することとなりました。子ども発達科学研究センターは、総合研究所の子ども家庭部門として研究活動を継続することになっております。

 我が国における出生数は急激に減少してきています。子どもたちの置かれている社会環境や学校環境も急激に変化してきています。このような子どもをとりまく環境が、子どもたちの成長や学習活動にどのような影響を与えるのか、国を挙げて研究し、よりよい方向に向けた取り組みを進めなければなりません。

 武庫川女子大学教育総合研究所子ども家庭部門は、これまでの子ども発達科学研究センターにおいて蓄積してきた多くの成果を、社会と家庭に還元し、新しい時代の構築に向けた取組を開始しています。

 赤ちゃんの頃から協力をいただいている追跡研究の参加者はまもなく全員が成人を迎えることになります。新しい時代を牽引する世代の人たちになります。研究は国においても認めていただいており、これまで継続して研究支援をいただいてきました。協力いただいたみなさまの努力と、国と大学の支援をいただいて進めてきた私たちの成果が、来るべき新しい時代の道標となるよう、研究員一同さらなる努力をいたす所存であります。

 これからもご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げてご挨拶とさせていただきます。

河合優年





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