センター紹介
センター長から

子ども発達科学
研究センター
センター長
河合優年
 みなさまこんにちは。

 新型コロナ禍の状況で、子どもたちの生活環境も大きく変化しました。子ども発達科学研究センターは、平成21年度(2009年)に設置されて以来今日まで、子どもの育ちと学びについて研究し、その成果を学内外に還元するという使命をもってきていますが、コロナ禍が子どもたちにどのような影響を及ぼしているのか、またどのような支援が必要なのかについての研究が強く求められています。

 世界全体が同じタイミングで激変するという経験は、人類が誕生してからの歴史においても極めて稀な事であり、子どもたちにとっても大きな影響を及ぼしています。しかも、その影響はこれから何十年にも亘って残っていくのです。これまでセンターが記録してきた長期の追跡研究結果や、西宮市の子どもたちを対象とした年度調査の結果は、コロナの影響を明らかにする基準点として大きな意味を持っています。また、これまで実施してきたアメリカとの共同研究は、国を超えたコロナの影響と我が国の固有性を示してくれるものと期待しています。

 これまで蓄えられた知見を生かして、子どもたちの状況を把握し、コロナが作り出す発達に対するマイナスの影響を最小限にとどめるための活動を強化したいと思っています。

 具体的な研究活動としては、これまで継続している子どもたちの社会的行動形成に関する追跡研究、幼児の発達評価指標の開発、西宮市の子どもたちの発達支援などを進めてまいります。このため、競争的な資金を獲得し、地域と連携することを推進します。

 コロナ禍の時代だからこそ、子どもセンターの研究活動はより活性化しなければならない、と研究員一同考えています。





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