センター紹介
センター長から

子ども発達科学
研究センター
センター長
河合優年
 みなさまこんにちは。

 武庫川女子大学教育研究所子ども発達科学研究センター(子どもセンター)は、平成21年度(2009年)に学術交流館の中に設置されました。子どもセンターの目的は、急激な社会変化の中で、子どもたちがどのように発達しているのかを明らかにし、すこやかな育ちと学びを支援することにあります。このため、研究と教育、そして地域貢献という3つのミッションを具体的に進めています。

 研究面では、子どもセンターの発足前にあたる平成16年度(2004年)から平成20年度(2008年)までは、独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター(JST)「脳科学と社会」研究開発領域 計画型研究開発「日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明」の発達心理グループとして発達データの収集と分析を進めてきました。平成21年度(2009年)からは、文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)の研究助成を受けて、独立行政法人国立病院機構三重中央医療センター臨床研究部と共同でこれまでのデータ収集を継続し、子どもたちの発達現象を追い続けています。このような誕生時からの縦断的研究は我が国においては極めて少なく、今後もさまざまな成果が期待されています。また、米国ワシントン州にあるMukogawa Fort Wright Instituteを拠点に、ゴンザガ大学との間で、小学生の学校適応についての比較文化研究を進めています。

 教育面では、これらの研究で得られた方法論や成果、そして発達理論の枠組みを活かして大学院教育に還元しています。学生の中にはセンターの研究補助員として発達研究に加わっている学生もいます。

 地域貢献としては、西宮市と協力して乳幼児の追跡研究を実施しています。このうち生後10か月の子どもたちのデータは西宮市10か月健康診査の資料として提供されています。また、西宮市の保健師・保育士などの専門職の方々を対象に「子どもの発達を学ぶ会」を開いています。毎回さまざまなテーマで議論し、情報を得る機会を提供しています。

 センターは、アメリカ、ヨーロッパの発達研究者達との連携のもと、我が国における発達研究を国際的視点から捉えながら、日本の子どもたちの発達を追い続けていきます。世界を捉えながら地域に貢献する研究施設となるよう、研究員一同努力いたしております。これからもよろしくお願いいたします。





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